概要
シーランサーに多種多様なモンスターを装備して戦うことを目的としたデッキ。
2022年7月の制限改訂で新たに餅カエルが禁止カードに指定され、構築の変更を余儀なくされたので一旦の区切りとしてメモにまとめておく。
デッキのコンセプトや従来の動き等はこちらを参照。
この記事では以前との重立った変更点を記載する。
デッキレシピ
前回との変更点
まず前提として、2022年6月時点ではシーランサーのレシピは40枚に達していなかった。
スプライトの登場でジェムナイトパーツのミニマライズに成功した結果、メインデッキ35枚までが確定枠で残りの5枚は未確定だった。
デュエルで使用する際は残りの枠には適当なカードを入れて使っていた。
そのうえで、前回から変更された部分を見ていこうと思う。
深淵DPの「シャーク」関連カードの追加
スパイダーシャークの擁立に水精鱗のパーツを使っていた部分を、アビスシャークとクリスタルシャークに置き換えている。
元々☆5水属性モンスターはゲイザーシャークを活用できる関係からシーランサーと相性が良かったので、☆5でありながらスパイダーシャークを出せるこれらのカードはこのデッキと噛み合っていた。
アビスシャークとクリスタルシャークに加えて、上述のゲイザーシャークをギミックとして追加し、ゲイザーシャークから出す先にクリスタル・ゼロ及びFA-クリスタル・ゼロ・ランサーを採用。
また、アビスシャークに触るためのカードとして氷結界の枚数を2枚に増やしている。
「ジェムナイト」カードの最適化
今まではブリリアントフュージョンを素引きしないとろくに使えなかったジェムナイトギミックだったが、スプライトの実装とジェムナイト新規の登場で少ない枚数でも機能するようになった。
①:ユニオンキャリアーをリンク召喚し、自身にクリスタルローズを装備。
②:ユニオンキャリアーと適当な☆2モンスターでギガンティックスプライトをエクシーズ召喚。
③:ギガンティックスプライトでブリリアントローズを特殊召喚し、アクアマリナを墓地へ
これだけの動きでアクアマリナを除外し続ける準備が整うので、以前まで大幅に枠を取っていたところがメイン2枠・EX2枠で済むようになった。
全体的なデッキパーツの縮小
上記の変更によって必要なくなったカードなど、枚数を詰められる部分をできる限り削減した。
スパイダーシャークの擁立をシャークに任せることになったので、アビスパイクとフェンリルを、アビスパイクのサーチ先として入っていたアンブレラと儚無みずきを削減。
氷結界を増やしたことで触る手段が増えたバハルストスを1枚にし、幽麗なる幻滝を削った。
ジェムナイト関連カードは上記のギミックに置き換えたため、ブリリアントフュージョンで落とす先の候補として入れていたエルドリッチも抜けていった。
今後について
繰り返しになるが、2022年7月の制限改訂で新しく餅カエルが禁止カードに指定された。
初動の半分以上を餅カエルに頼っていたため、このデッキの大幅な弱体化は確実といえる。
とはいえ、まだまだ構築し直せる余地はあると思うので今後も使っていくつもり。
餅カエル周りのパーツが抜けていく都合、デッキに入れるカードを40枚まで工面するのが目下の課題ではある。