概要
【無限起動】を【無限起動】らしく組むことを心掛けて考えた。
一部【列車】や【マシンナーズ】のパーツも入ってはいるものの、大きくそれらのテーマの特色に逸れることはせず、あくまでも【無限起動】の動きをメインに戦える構築にした。
展開例
基本的な初手の展開例について。
①ハーヴェスター(メタルクランチ)+ブルータルドーザー(トレンチャー)
ハーヴェスター(メタルクランチ)を召喚。
ハーヴェスター(メタルクランチ)の効果でブルータルドーザーとトレンチャーの足りない方をサーチ。
ハーヴェスター(メタルクランチ)をリリースし、手札のブルータルドーザーを特殊召喚。
ブルータルドーザーの効果でデッキからロックアンカーを特殊召喚。
ロックアンカーをリリースして、手札のトレンチャーを特殊召喚。
ブルータルドーザーとトレンチャーの2体でリヴァーストームをエクシーズ召喚。
リヴァーストームの効果でトレンチャーを取り除いてカーネルをサーチ。
トレンチャーの効果で墓地のロックアンカーを特殊召喚。
リヴァーストームとロックアンカーの2体で古代の機械弩士をリンク召喚。
古代の機械弩士の効果で古代の機械箱をサーチ。
古代の機械箱の効果でキャンサークレーンをサーチ。
古代の機械弩士をリリースして、手札のキャンサークレーンを特殊召喚。
キャンサークレーンの効果で墓地の機械族を除外して超接地展開をサーチ。超接地展開を発動。
キャンサークレーン1体でゴライアスをリンク召喚。
ゴライアスをリリースして墓地のリヴァーストームを特殊召喚。ゴライアスをリヴァーストームの素材に。
超接地展開の効果でリヴァーストームの上にコロッサルマウンテンを重ねてエクシーズ召喚。
コロッサルマウンテンの効果で素材を取り除き、攻撃力を1000アップ。
結果:カーネル+コロッサルマウンテン(ゴライアス素材)+超接地展開
最も基本的な形となる展開例。
カーネルの効果で相手ターンに攻撃力3100以下のモンスターを破壊でき、コロッサルマウンテン自体はゴライアスの効果で守られる布陣。
レギュラスが手札にある場合はもちろん、カーネルや超臨界が既に手札にある場合はリヴァーストームのサーチをレギュラスに充てて妨害をもう1枚増やすことができる。
②ハーヴェスター1枚
ハーヴェスターを召喚。
ハーヴェスターの効果でブルータルドーザーをサーチ。
ハーヴェスターをリリースして手札のブルータルドーザーを特殊召喚。
ブルータルドーザーの効果でデッキからトレンチャーを特殊召喚。
ブルータルドーザーとトレンチャーの2体でリヴァーストームをエクシーズ召喚。
リヴァーストームの効果でトレンチャーを取り除いてレギュラスをサーチ。
トレンチャーの効果で墓地のハーヴェスターを特殊召喚。
リヴァーストームとハーヴェスターの2体で古代の機械弩士をリンク召喚。
古代の機械弩士の効果で古代の機械箱をサーチ。
古代の機械箱の効果でキャンサークレーンをサーチ。
古代の機械弩士をリリースして、手札のキャンサークレーンを特殊召喚。
キャンサークレーンの効果で墓地の機械族を除外して超接地展開をサーチ。超接地展開を発動。
キャンサークレーン1体でゴライアスをリンク召喚。
ゴライアスをリリースして墓地のリヴァーストームを特殊召喚。ゴライアスをリヴァーストームの素材に。
超接地展開の効果でリヴァーストームの上にコロッサルマウンテンを重ねてエクシーズ召喚。
手札のレギュラスを特殊召喚。墓地の機械族を装備。
コロッサルマウンテンの効果で素材を取り除き、攻撃力を1000アップ。
結果:コロッサルマウンテン(ゴライアス素材)+レギュラス+超接地展開
ハーヴェスター1体からの妥協展開。
レギュラスの登場で最低限の妨害を構えられるようになった。
主要なカードの採用理由と枚数について
「無限起動」関連カード
ハーヴェスター 3 ブルータルドーザー 3 トレンチャー 3 超重機回送 3
初動に絡むパーツ。
ハーヴェスターはもちろん、ブルータルドーザーとトレンチャーはメタルクランチ初動の場合にサーチしたいので3枚ずつ欲しい。
ロックアンカー 2
実は純構築の無限起動だとこの枚数で十分だったりする。
墓地にさえ置いておけばトレンチャーで好きな時に使えるため、3積みするほどの必要はない。
初動でデッキに1枚はいてもらわないと困るので素引きケアに2枚。
キャンサークレーン 1 超接地展開 2 超整地破砕 1
超接地展開は割られることも多いので2枚は欲しい。
超整地破砕は2.5枚目の超接地展開として。
キャンサークレーンはトレンチャー等で使い回せるので1枚だけにしているが、2枚あってもいいかもしれない。
ドラグショベル 1 超信地旋回 2
無限起動の中でも採用されていないことが多いカード達。
なければなくてもいいが、無限起動らしさを出したかったので採用。
動きの中で妨害をサーチできるのは弱くはないはず。
リヴァーストーム 2 コロッサルマウンテン 2 アースシェイカー 2
個人的に無限起動のエクシーズモンスターは常に墓地に1枚、エクストラに1枚いてほしいため2枚ずつの採用。
回し方によっては枚数を詰めれる枠かもしれない。
メガトンゲイル 1 ゴライアス 2
メガトンゲイルは初手ではなく、ターンをかけて墓地にリソースが貯まってから出すことが多い。
ゴライアスは欲を言えば3枚欲しいが、エクストラの枠がきついので2枚。
その他のカード
メタルクランチ 3
4枚目以降のハーヴェスターとして採用。
表側表示のカードがあるとリリース無しでの召喚ができなくなるため、初手で使う順番は気を付けないといけない。
カーネル 1 レギュラス 2 超臨界 2
カーネルもレギュラスも1枚あれば足りるカードだが、合わせて3枚の採用にすることで、メタルクランチのサーチ先の択にすることができる。
メタルクランチ+ブルータルドーザー+トレンチャーのような初手の時に、片方をメタルクランチでサーチ、もう片方をリヴァーストームでサーチとすることで両方に触ることができる。
超臨界は初動のカーネルが増える他、リソース回復にもなるので採用している。
古代の機械箱 1 古代の機械弩士 1
主に初動でキャンサークレーンをサーチするのに使う。
機械箱は初動で墓地に落ちたロックアンカーと合わせて、必要な場面でディンギルスを出すために活用する。
バレットライナー 1 アンガーナックル 1
バレットライナーとアンガーナックルでサイクルすることで往復ターンで機械族・地属性モンスターを拾うことができる。
アンガーナックルはいらないカード1枚を墓地の「無限起動」エクシーズに変換するのにも使う。
サイバー・ドラゴン・ネクステア 3
初手のハーヴェスター召喚に破壊札を撃たれた時のケア手段として。
無限起動モンスター以外にも、ディンギルスやインフィニティ等、相性の良いモンスターも対応するステータスの物が多い。
緊急ダイヤ 3
上振れ札。
どちらかというと相手の妨害を吐かせる的になることが多い。
もちろん通れば強力な展開ができるため積み得だと思うので3枚。
サイバー・ドラゴン・ノヴァ 1 サイバー・ドラゴン・インフィニティ 1
宵星の機神ディンギルス 1
制圧札&対象を取らない破壊以外の除去札。
ブルータルドーザーや超接地展開の縛りがかかっていない時しか出せないので出番はあまり多くない。
ネクステア対応なのもポイント。
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ
アースシェイカーからのランクアップ先。
完全耐性持ちの高打点への解答だが、雑に出てきて試合を終わらせることもまあまあある。
その他採用候補だったカード
ギアギガント X
古代の機械弩士を採用するまで入っていたカード。
古代の機械箱をサーチするのに使っていたが、初動の展開をするのには古代の機械弩士の方が適していたため、役割が被るこのカードは不採用にした。
一応こちらは墓地の古代の機械箱をサルベージできるメリットはある。
爆走軌道フライング・ペガサス
元々ギアギガント Xを採用していた頃に入れていたカード。
効果を無効にするものの、このデッキなら様々なモンスターを蘇生できる。
エクシーズモンスターも蘇生できるため、メガトンゲイルのリンク召喚の助けになったりもする。
枠がない、召喚権を争うなどの理由で抜けていったが、枠が空いたら採用してもいいかもしれない。
工作列車シグナル・レッド、速攻のかかし
バレットライナーで拾える防御札を探していて辿り着いたカード。
試してはみたが元々戦闘にはある程度強いので、必要ないと思って不採用にした。
機械複製術
ハーヴェスターやトレンチャーをまとめて展開するためのカード。
単純にあまり強いと思わなかったのもあるが、序盤にデッキ内のリソースを吐き出しすぎたくないのもあって不採用にした。
簡易融合、簡素融合、メカザウルス
ハーヴェスターに破壊を撃たれた時のケアカード枠。
エクストラの枠がなかったので似た役割のネクステアを採用し、こちらは不採用になった。
終わりに
他のカテゴリの軸となるギミックは採用せず、できるだけ【無限起動】を軸に組んでみた。
なかなか使っていて楽しいデッキになったと思うので、これからも長く使っていきたい。