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自分用の振り返りメモ

デッキメモ-【真紅眼の黒刃竜】〔~2021年6月〕

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概要

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真紅眼の黒刃竜に多種多様な戦士族を装備して戦うことを目的とした【レッドアイズ】デッキ。

主に装備されている状態でも効果を活用できる戦士族を中心に構築している。

 

デッキコンセプト

レッドアイズと戦士族の動きをしながらアブソルートZeroを装備した黒刃竜でビートダウンする盤面を目指します。(おそらくヴァイオン辺りから初動を組めば1ターンで揃いそうだけど、あくまでも戦いながらパーツを集める方向で)

状況に応じてチューンナイトやローラン等、各種戦士族の装備を使い分けながら戦っていきます。

 

主要なカードの採用理由について

「レッドアイズ」カード

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せっかく「レッドアイズ」名称を持っているのだから使わない手はないサポート群。

初動用の黒鋼竜、黒刃竜の再出力用の鉄騎士とスピリッツ、リソース回復兼ハンドコストの黒石と粒ぞろいなサポートが揃っている。

 

「HERO」カード

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黒刃竜に装備する意義のある戦士族、シャドーミストを有するカード群。

シャドーミストの効果でHEROモンスターを集めてアブソルートZeroを融合召喚し、黒刃竜での装備を狙う。

 

「焔聖騎士」カード、戦士族・炎属性関連

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ローランが黒刃竜に装備することで繰り返しサーチ効果を使えるため採用。

初動カードのエクスパラディンやローランでサーチ出来る防御札のBKベイル等。

リナルドはイゾルデからリクルートすることでやりすぎた埋葬を実質的にサーチできるので後続の確保にも役立つ。

 

大まかなデッキの動き

初動について

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初動はエクスパラディンから動くパターンと黒鋼竜から動くパターンの二通り。

どちらもアナコンダで真紅眼融合を発動し、黒刃竜を融合召喚する。

 

エクスパラディンから動く場合

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エクスパラディンの効果でチューンナイトを装備、チューンナイトを特殊召喚しイゾルデをリンク召喚。

ゾルデの効果でリナルドリクルートし、装備魔法を回収。

アナコンダを建てて真紅眼融合から黒刃竜へ。

先攻の場合はリナルドデュランダルを回収してローランをサーチし、黒刃竜に装備することで先攻でも装備カードを付けることができる。

 

黒鋼竜から動く場合

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黒鋼竜を召喚しストライカードラゴンをリンク召喚。

ダークネスメタルをサーチして、ストライカードラゴンを除外し特殊召喚

黒鋼竜を蘇生してアナコンダをリンク召喚。

アナコンダの効果で真紅眼融合を発動し、黒刃竜を建てる。

2回目の黒鋼竜の効果でインサイトをサーチして鉄騎士を墓地へ送っておくと、やりすぎた埋葬+鉄騎士の動きの準備ができる。

 

黒刃竜の再出力手段について

メインコンセプトの黒刃竜が破壊されたらそれで終わりでは話にならないので、盤面に再出力する手段を設けている。

 

黒刃竜を蘇生する動き

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黒刃竜は「レッドアイズ」サポートのレッドアイズインサイトで蘇生する他、やりすぎた埋葬+真紅眼の鉄騎士で蘇生する方法を用意している。

やりすぎた埋葬で上級モンスターをコストにし、鉄騎士を蘇生。

鉄騎士でやりすぎた埋葬を墓地へ送り、黒刃竜を蘇生する。

やりすぎた埋葬で蘇生したモンスターは効果が無効になるが、鉄騎士はコストでやりすぎた埋葬を墓地へ送るので効果を使うことができる。

蘇生カードの数に限りはあるものの、黒刃竜はカードの装備に攻撃宣言を伴う関係上、長期戦にはなりづらいと思うのでこれだけあれば事足りると思う。

 

黒刃竜を融合する手段

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基本的に黒刃竜はアナコンダから真紅眼融合で融合し、墓地から繰り返し蘇生することで場に出すことになる。

しかし、なんらかの効果で除外やバウンスされることもあるため、アナコンダ+真紅眼融合以外の方法で黒刃竜を融合する方法も用意している。

ブレイズマンは融合をサーチ出来るため、黒竜+戦士族で黒刃竜を融合することができる。

ブレイズマンは「HERO」カードかつ戦士族・炎属性なため、各種カードで触りやすくなっている。

 

黒刃竜の装備効果の発動について

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黒刃竜は「レッドアイズ」名称の攻撃宣言時に装備効果を発動するため、横に「レッドアイズ」名称を並べることで1ターンに複数枚の装備を可能にする。

横に並べる「レッドアイズ」名称はスピリッツから黒刃竜と横並びを作れるダークネスメタル、手札から容易に特殊召喚できる亜黒竜、自爆特攻から複数回の装備を可能にする幼竜を採用。

また、黒刃竜より相手フィールドのモンスターの方が攻撃力が高くて攻撃宣言できない時のため、相手モンスターの攻撃力を下げる手段としてドラゴディウスを採用している。

ドラゴディウスはイゾルデの制約を受けることなくP効果を発動できるため、初動のイゾルデでサーチするカードとして設定している。

 

その他採用候補だったカード

「剛鬼」カード

黒刃竜に装備する意義のある戦士族として真っ先に名前の挙がるであろうカード群。

「剛鬼」モンスターはフィールドから墓地へ送られた場合に「剛鬼」カードをサーチする共通効果があるが、カテゴリ内に強力な蘇生カードが存在するため、わざわざ黒刃竜に装備する意味も薄いと考えて採用を見送った。

 

その他「焔聖騎士」カード

オジエ、オリヴィエ、モージはそれぞれ黒刃竜に効果破壊耐性、対象耐性、戦闘破壊耐性を付与してくれる。

とはいえ元々対象耐性は黒刃竜が元々持っているし、2種の破壊耐性はチューンナイトで疑似的に付与できる。

一応モージにはリソース回復効果もあるが、そこまで長期戦を見据えるデッキでもないので必要ないと判断。

 

オッドアイズ」カード

天空の虹彩は黒刃竜の装備を破壊でき、超天新龍は墓地の黒刃竜を蘇生できる。

天空の虹彩はサーチ先がいないと破壊効果を使えない点、フィールド魔法なことから破壊される可能性などがネック。

超天新龍はファンタズマで繰り返し使いまわせるが、装備カードを多用するこのデッキに置いてPゾーンが圧迫されるのはあまり相性は良くなかった。

 

BKグラスジョー

破壊されると墓地のBKを拾えるカード。

BKベイルを繰り返し拾えるようになるが、別途破壊するを用意しないといけない。

最近は戦士族・炎属性サポートも増えてきたのでわざわざグラスジョーを装備する意義も薄れてきている気もする。

 

幻影騎士団サイレントブーツ、幻影霧剣

真紅眼融合で墓地へ送ってサーチできる妨害罠。

元々先攻の時に真紅眼融合で墓地へ送る選択肢として採用していたが、焔聖騎士の登場で先攻の場合でもローランを装備することが可能になったので解雇した。

 

巨竜の聖騎士

巨竜の聖騎士は黒刃竜の蘇生手段の一つとして採用していた。

蘇生手段に関してはインサイトとやりすぎた埋葬で足りていると思うが、今後の拡張案によっては再び採用することもありえると思う。

 

巨神竜フェルグラント、闇黒の魔王ディアボロ

巨竜の聖騎士の装備先の選択肢として採用していたカード。

聖騎士でわざわざフェルグラントを蘇生するほどの余裕はなく、もともと高打点の並び安いこのデッキではディアボロスはオーバーキルになりがち。

再び聖騎士を採用することがあれば候補には上がるかもしれない。

 

魔装戦士ヴァンドラ

黒刃竜に装備することで墓地の通常モンスターを拾うことができるカード。

このデッキでは黒竜を拾ってやりすぎた埋葬のコストとして活用することになる。

しかし、安定してヴァンドラをデッキから墓地へ確保する手段が確立できなかったために不採用となった。

 

守護竜ガルミデス

上記のヴァンドラの動きと合わせると、継続的に墓地から湧いてくるモンスターになる。

ガルミデスの確保は渓谷で容易に行えるが、結局ヴァンドラの動きを採用しないのでこちらも不採用に。

採用したとしても継続的に湧き続ける☆3ドラゴン族というステータスを何に使うかは悩みどころ。

 

ドラグニティ-ブランディストック

暇な時にユニオンキャリアーから黒刃竜に装備することで2回攻撃が可能になるカード。

ユニオンキャリアーを作れる盤面で装備してもオーバーキルになりがちな他、もともとカテゴリ内に2回攻撃を可能にするカード(鎖付き真紅眼牙)があるため不要と判断した。

 

甲纏竜ガイアーム

墓地にいる際にEXデッキから特殊召喚されたモンスターに自身を装備、装備先のモンスターが攻撃宣言する際に1ドローできるようになるカード。

黒刃竜の装備カードを増やしながらドローでアドバンテージを得られるが、基本的にこのデッキの黒刃竜は墓地から蘇生して使いまわす前提なので若干噛み合いが悪く不採用になった。

 

トイ・パレード

EXデッキから特殊召喚された闇属性モンスターに連続攻撃を付与するカード。

こちらもガイアームと同じく、黒刃竜を蘇生して使いまわす前提のこのデッキとは噛み合いが悪く不採用に。

 

 復活の福音

雑に黒刃竜を蘇生するならこれだよねという奴。

枠が余ったらとりあえず入れてもいいかなとは思うが、今のところ蘇生カードは足りているので必要ないと思う。

 

今後の拡張案

「シンクロン」カード

ジャンクシンクロンは黒鋼竜を吊り上げて黒鋼竜の効果を使える戦士族。

ヴァレットシンクロンは黒竜を蘇生してシンクロできる。

特別出したいシンクロもいないうえ、ほとんど素引き前提(一応ヴァレットシンクロンは幼竜でサーチできるが)のギミックになるのが難しいところ。

 

天帝従騎イデア

フィールドから墓地へ送られると除外されている「帝王」魔法・罠をサルベージできるモンスター。

もちろん装備状態から墓地へ送られても発動できるが、除外ゾーンに「帝王」魔法・罠を用意する必要がある。

このデッキで使えそうな帝王ステータス自体はダークアームドドラゴンやギガンテックファイター等がいるものの、「帝王」魔法・罠をデッキに落とし込む方法も問題か。

 

ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

せっかくドラゴン族・闇属性なので。

「剛鬼」カードを採用していた頃はミセスレディエントと合わせて出そうと考えていた。

上記のシンクロンを採用する場合はジャンクシンクロンで黒鋼竜吊り上げ、横の黒竜と牙王を作って黒鋼竜とビーストアイズなんてこともできなくはない。

 

魔界闘士バルムンク

装備状態でも破壊されれば効果を使える戦士族。

破壊する手段が確保できていないのと、破壊したところで誰を蘇生するかの問題が付きまとう。

今のところだと黒鋼竜を蘇生してリンクリボーに変換、サーチ効果を使うことになりそう。

出す手段はジャンクシンクロン+黒鋼竜になるか。

 

よくある質問

ドラグマ入れないの?

入れません。

アブソルートZeroを墓地へ送るためだけにドラグマを採用するよりは、シャドーミスト有する「HERO」カードを組み込んだ方が自然な構築になると思うので。

 

剛鬼入れないの?

入れません。

わざわざ装備してサーチ効果を使うよりも、剛鬼再戦で蘇生してリンク召喚でもした方が早いと思う。

今後トリックスターのリンカーネイションのように「剛鬼」名称を持つ汎用カードが登場したら考え直すかもしれない。

 

今後の課題

対応力の強化

相手の場に触る手段があまりないので置物系の魔法罠を置かれると突破できなくなる。

最低限、モンスターで魔法罠を破壊するカード、魔法罠で魔法罠を破壊するカード、モンスターでモンスターを破壊するカード、魔法罠でモンスターを破壊するカード、対象を取らない破壊以外の除去辺りはデッキに組み込みたい。

 

防御手段の強化

防御手段といえるものがBKベイルくらいしかないのでどうにかしたいところ。

肝心のBKベイルも初動でライフを2000払うこのデッキでは引いた時には既に手遅れなんてこともざらにある。

ライフ回復にしろ防御カードにしろ相手の攻め手を躱すカードがもう少し欲しい。

 

黒刃竜の装備を能動的に剥がす手段

現状、黒刃竜の装備を剥がす手段が自身の効果のコストくらいしかない。

使い減りせずに相手ターンに自分の場を対象に取れるカードがあれば理想的だが、ハイレートドローは他デッキとの兼ね合いでこちらのデッキには使用できない(したくない)。

 

あとがき

なんだかんだ言ったものの、来たる「BURST OF THE DESTINY」で強化が確約されている【真紅眼の黒刃竜】デッキ。

まだデッキ枠には余裕があるので、これからも改良のしがいがあるデッキになりそう。